むちうち症は、交通事故や急激な衝撃により首に強い負担がかかることで発症するケガの一つです。外傷が目立たないため軽視されがちですが、適切な治療を怠ると後遺症が残るリスクが高まります。

1. 首の痛みや違和感

首の後ろ側や側面に鋭い痛み、または鈍い痛みを感じることがあります。特に動かすと痛みが増す場合があります。

2. 頭痛

首の緊張や炎症が原因で頭痛を引き起こすことがあります。後頭部からこめかみへ広がる頭痛が特徴的です。

3. 肩や背中の張り

首だけでなく、肩や背中にかけて筋肉の緊張やこわばりが現れることがあります。

4. めまいや吐き気

衝撃により自律神経が影響を受けると、平衡感覚が乱れ、めまいや吐き気が発生することがあります。

5. 手足のしびれ

首の神経が圧迫されると、腕や指先にしびれを感じることがあります。

6. 集中力の低下や倦怠感

長期化すると集中力が低下し、疲れやすくなることがあります。

1. 冷やす・温める

急性期（痛みが強い期間）は患部を冷やして炎症を抑えます。痛みが和らいできたら、温めて血行を促進します。

2. 電気治療

筋肉の緊張をほぐし、血流を改善するために低周波治療を行います。

3. 手技療法

筋肉や関節の状態を整えるため、適切なマッサージやストレッチを施します。

4. 姿勢指導

長期的な改善を目指して、正しい姿勢や日常生活での注意点を指導します。

5. 運動療法

症状が落ち着いてきたら、筋力を取り戻すための軽い運動を取り入れます。

6. テーピングや固定

症状が重い場合は、テーピングやコルセットを使用して首を安定させます。

7. 継続的な通院

定期的に治療を受け、症状が完全に改善するまで通院を続けることが重要です。

Q1. 痛みが軽いのですが、放置しても大丈夫ですか？

A1. 放置はおすすめしません。
むちうち症は症状が軽くても、後から悪化することがよくあります。早期の診察と治療が後遺症を防ぐために重要です。

Q2. 症状がなくなるまでどのくらいかかりますか？

A2. 個人差がありますが、数週間から数ヶ月が一般的です。

早期に治療を始めることで、回復までの期間を短縮することができます。

Q3. 保険で治療費はカバーされますか？

A3. はい、自賠責保険で治療費がカバーされることがほとんどです。
当院では保険請求の手続きもサポートしておりますので、ご安心ください。

Q4. 通院中に運動しても良いですか？

A4. 軽いストレッチやリハビリ運動は問題ありませんが、医師や治療家の指導を受けて行うことが重要です。

Q5. むちうち症は治らないこともありますか？

A5. 適切な治療を行えばほとんどのケースで治ります。
ただし、放置や誤ったケアをすると慢性化する可能性があるため、早めの治療をおすすめします。

まとめ

むちうち症は、早期治療を行うことで後遺症を防ぐことが可能です。TSUNAGI接骨院では、むちうち症の専門的な治療を提供しており、症状に合わせた最適なケアを行います。交通事故後の痛みや不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。