交通事故に遭った場合、自賠責保険や任意保険を活用して治療費をカバーすることが可能です。これらの保険を適切に利用することで、患者様が自己負担なしで治療を受けられる場合もあります。しかし、手続きにはいくつかの注意点があり、これを把握することが重要です。ここでは、治療の流れや注意点について詳しく説明します。

自賠責保険（自動車損害賠償責任保険）は、すべての車両に加入が義務付けられている保険で、交通事故の被害者を救済するためのものです。この保険は、被害者の治療費や慰謝料などを補償します。

補償内容の例：

● 治療費
● 通院交通費
● 休業補償
● 慰謝料

上限額：

傷害の場合、120万円までが補償されます。

任意保険は、自賠責保険ではカバーしきれない部分を補うために加入する保険です。事故の状況によっては、任意保険を活用することでさらなる補償が受けられます。

主な補償内容：

● 自賠責保険の上限を超える治療費
● 物損の修理費
● 被害者や加害者への賠償責任の補償

1. 事故後の対応
○ 警察に事故を届け出て、事故証明を取得します。
○ 加害者または自分の保険会社に連絡し、事故の詳細を報告します。

2. 接骨院での診察開始
○ 医師の診断書を基に接骨院で治療を開始します。
○ 保険会社に連絡し、治療費の請求手続きを進めます。

3. 保険会社との連携
○ 当院では、患者様に代わって保険会社と治療費のやり取りを行います。
○ 進捗状況や必要書類について、患者様にも適宜お知らせします。

4. 治療終了後の手続き
○ 治療が終了した時点で、保険会社に報告し、精算が行われます。

注意点

1. 警察への届出が必須
事故証明がなければ、自賠責保険を利用することはできません。

2. 医師の診断書を必ず提出
初診時に医師の診断を受け、診断書を保険会社に提出する必要があります。

3. 治療期間に注意
保険適用の治療期間には制限があります。長期化する場合は保険会社と適切に交渉する必要があります。

4. 自己判断で治療を中断しない
症状が軽減しても、治療を途中でやめると後遺症が残る可能性があります。

よくある質問と回答

Q1. 自賠責保険だけで治療費はカバーできますか？

A1. はい、通常の治療費はカバーされます。
ただし、120万円を超える場合は任意保険で対応する必要があります。

Q2. 治療費の自己負担はありますか？

A2. 自賠責保険を利用する場合、基本的に自己負担はありません。

ただし、手続きが適切に行われていることが前提です。

Q3. 交通事故で加害者が無保険の場合はどうなりますか？

A3. 加害者が無保険の場合でも、自分の任意保険の「無保険車傷害保険」で対応できる場合があります。

Q4. 症状が事故直後に現れなくても保険を使えますか？

A4. はい、事故後しばらくして症状が出るケースも保険適用が可能です。

そのため、早めに診断を受けることをお勧めします。

Q5. 保険会社とのやり取りが不安です。どうすればいいですか？

A5. 当院が患者様に代わり保険会社と連携しますのでご安心ください。

まとめ

交通事故治療には自賠責保険や任意保険が大いに役立ちます。ただし、適切な手続きと早期治療が重要です。TSUNAGI接骨院では、交通事故治療の専門知識を持ったスタッフが対応し、保険手続きのサポートも行っています。事故後の不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。